こんにちは。
ちいです。
さぁ!今週は予定通りついにみましたよ!
ストレンジャーシングス シーズン2
photo by strangerthingstv/instagram
シーズン2は全9話ありますが、土曜日だけで一気に観ました。
シーズン1は観るのに時間かかったのに。。
いやー、シーズン2はシーズン1よりレベルアップしてました。
とにかくスケールがでかい。
NETFLIXってすごいなって思ってましたが、もうここまでくると一つのドラマというよりは
映画です。
どうやらこのドラマの生みの親ダファー兄弟は、映画みたいにするっていうのを狙っていたそうですが、ほんとその通り見ごたえ抜群。
今日はそんなストレンジャーシングス シーズン2
数回に分けて感想だったり、得た教訓だったり書いていきます。
※ネタバレには注意を払っておりますが、至らぬ点があるかもしれません。
心配な方はご遠慮ください。なおシーズン1のネタバレは含みますので悪しからず。
シーズン1でのトラウマに悩み続ける登場人物たち
シーズン2の舞台は1984年のハロウィン頃。シーズン1から約1年後という設定で始まります。
人によりますが、私は日常であっという間に時が経ってるなぁと感じることが多いです。
こないだの年末のお休み中、ガキ使をみたり紅白みたりしながら
「ああ、いつも気が付くと年末だわ」って思いました。
個人的には2017年は仕事のことでいろいろストレスがたまった年だったので割と苦痛だったはずなのですが、気が付けば一瞬で過ぎ去ってました。
きっとこのドラマの少年たちも同じように、一年前に恐ろしい体験をしたけれど
この一年間は彼らはきっと“デモゴルゴン”(シーズン1の敵)の話で持ち切りで
あっという間の一年だったんだろうなぁと思いました、最初は。
しかし。
一部のキャラクターたちを除き、ほとんどの登場人物たちが
辛い体験を引きずったまま、なかなか昔のような生活に戻れずにいるんです。
ちなみに一部のキャラクターというのは
ダスティンとルーカス。
彼らは単純というのか、のんきというのか、じつに子供らしく今を楽しく生きていました!
すごくいいこと。このドラマのコメディー要素でいてくれてありがとう。
逆にそれ以外のキャラクターはとてもつらそうで
マイクはエルを失った悲しさから抜け出せていません。
ウィルはいまだに裏の世界が見えて怯える日々を送っています。
母ジョイスはそんなウィルをずっと心配していて、それは兄ジョナサンも同じです。
ナンシーはバーバラの死の真相を隠していることの罪悪感で押しつぶされそうになっていて
スティーブはそんなナンシーを慰める方法が見つからずにいます。
みんなめっちゃ引きずりまくり。
すごくつらい一年過ごしたのね。
だからみんなシーズン2ではそのやり場のない怒りを
他の人にぶつけまりくなんです。
母ジョイスはウィルの担当医に
「息子の病名はなんなのよ!?説明してみなさいよ!?」
ってめっちゃキレてる。
ナンシーも今まで見たことない恐ろしい目つきでスティーブにあたる。
マイクも・・・。
私も自分が辛かったりした時、自分を守ることが優先になってしまって
人の気持ちまで気が回らないことってあります。
知らずに人を傷つけてることあるだろうし、そういうときって人間自分が一番不幸だって思って心を閉ざします。
でも今回各登場人物見ていて思うのは、
ジョイスにしても、ナンシーにしても、はたまたマイクにしても
必ず近くには自分を助けてくれる人がいるんです。
ジョイスには家族が、ナンシーには恋人が、マイクには友達が。
ちょっと周りを冷静に見てみれば、そこには自分の理解者はいるんだなと。
お恥ずかしい話ですが、私はガラスのハートの持ち主です。
私もよく人知れず、落ち込んだり、へこんだり、ちょっとダークサイドへ落ちたりします。
けど、殻にこもったところで辛いことに変わりなくて、余計辛い。
解決方法は悩みによって違うけれども、
暗くなってばかりでは解決しない。
助けてくれる大切な人が周りにいるのに
落ち込んでるときってそれにさえ気づけないんだなって
つらそうなこの登場人物たちを客観的に見ていて思いました。
前向きに、生きていきたいもんですね。しみじみ。
ダスティンのちょっとした成長記録
このシーズン2では登場人物たちが少しずつ成長する姿も見ることができました。
中でもだいぶ昇格したのはダスティンです。
かなり出演シーンが増えたんじゃないかなと思います。
シーズン1でイレブンを失ってからというもの、マイクは調子が上がらずいますので
シーズン1で感じた少年少女の大冒険的なアドベンチャー感は、シーズン2にはほとんどないと言ってもいいでしょう。
しかしその代わり、個々のキャラクターがフューチャーされる場面が多く
特にダスティンに関してはストーリーを大きく動かす需要な役割を果たしています。
シーズン1でのダスティンはどちらかというと“臆病者”。
ルーカスやマイクに“怖いなら帰れ”みたいなこと言われてるシーンもありました。
仲間を想う気持ちは皆と変わらないのですが
どちらかというと保守的で、仲間のために危険を冒すことはできなそうなタイプ。
しかしこのシーズン2を通じて彼はちょっとだけ成長します。
成長過程で人はたくさんの失敗をします。
失敗から学ぶことは多いとよく言いますが、ダスティンももちろん例外ではなく
失敗をして視聴者をイラっとさせてくれます。
「何やってんだよー!」「余計な事するなー!」
ってダスティンファンの私でさえも、何回か思いました。
それでも最後は仲間のために、人より一歩前に出る勇気を持ったダスティンが観れます。
ちょっとだけたくましい?大人っぽく?なったダスティン、
皆さんにもぜひ見てほしいなと思います。
恋愛要素が増えてます
これは詳しくかくとネタバレになってしまうので
あえて詳細は申し上げませんが
シーズン1と大きく違う点としてこの恋愛ストーリーが組み込まれていることです。
シーズン1ではナンシーとスティーブくらいしかなかったかと思いますが
確実に恋愛要素増えてます。
前述の通り、シーズン1に比べてシーズン2はアドベンチャー感が少なくなりました。
私個人の見解ですが、シーズン1はあのアドベンチャー感(スタンドバイミーっぽさ)があるからこそ、少年少女に感情が入っていったというのがありました。
今回そのスタンドバイミーっぽさがなくなったシーズン2。
じゃいったいどこで子供時代のドキドキした気持ちを表現しているかというと
少年たちの甘酸っぱい初恋です。
自分自身の遠い過去の記憶を辿りながらみていて
「うわーもうめっちゃピュアだわー」
「甘ずっぺ―――――」
ってなりました。
恋愛経験値とは反比例にピュアさを失った世代には
直視するのも辛いくらいのキラキラ感です。
こんな時期あったんですね。私にもきっと。
そんな新たな一面も見られるストレンジャーシングス シーズン2。
部分的な感想になりましたが
スケールが大きくなったこのシーズン。
伝えたいことはただ一つ。
面白いんだわこのドラマ。
ぜひNETFLIXご契約されている方は
観てほしい作品でした。
ストレンジャーシングス、話尽きないわ。
ちい